Good Life With

すきなもの、すきなこと、やりたいこと、やったこと、やってること、いろいろ。

「超入門 資本論」を読みました。

先月、妻のススメで「はなまる学習会」の高濱先生の講演に行きました。テーマは全く学習塾っぽくなく「自分で食っていける大人に育てること」でした。講演の本質の部分は全く別だったのですが、「今の小学生の半数以上は今存在しない仕事に就くと言われている」と聞いたことが心に残りました。二人の子どもが自分で食える大人になるために何を教えよう、伝えようと講演後から考えていました。

同時に私はそのとき50歳代で私自身もそれに備えなくてはいけないと気付きました。子どもと自分の15年後を考える上でまず本質を知るべしと古典から学ぼうと思った矢先に雑誌で佐藤優さんがこの本を紹介されていたので買ってみました。本当はカールマルクスの原書を読むべきなのですが。

超入門のタイトル通り、平易な文体で読者の理解度に合わせながら資本論を教えてくれます。文字の大きさ、行間も広めで読みやすく数時間あれば読めます。Amazonの内容紹介はちょっと煽り気味ですが、あちらに書いてあることがちゃんと理解できました。今後の変化に対する気構えができました。また自分で思っていた以上に保守的になっていたことにも気付きました。年末休みを使って、来年の仕事のプライオリティーや社内でのポジショニング、中期的なキャリアプランを見直そうと思います。

超入門 資本論

超入門 資本論