NewsPicks で学んだこと
この数ヶ月、電車移動で必ず見るようになったのが、NewsPicksです。経済、テクノロジー系がメインのニュースアプリ なのですが、各記事にユーザーがコメントすることができるのことが最大の特徴です。コメントされている人の多くが実名や職業を明かされているので無責任で投げ捨てるようなコメントが少なく読み応えがあります。
最初はピックアップされているニュースが自分に合っていたことと、総合トップで手っ取り早く話題のニュースを見ることが目的でした。使っていく中で読んでも自分の中の考えや答えがはっきりしない記事があったときにコメントを読むようになりました。それからは記事よりもコメントを読む時間が長くなりました。
今はまず記事をざっと読んで概要をつかんでコメントをじっくり読みます。そして最後に記事を読み返します。とにかく先入観なく記事とコメントを読むように心がけています。読み返すときは最初に読んだときに見落としていた記述を確認をしていきます。
一つの記事に対して、自分と同じ考え方の人、真逆な人、感情論的傾向がある人、ロジカルな人、一言で主張する人、構成された文章を投稿する人、様々な人がそれぞれの立ち位置と表現方法でコメントしています。それらをフラットに読むことが今の私にとって大変有益な勉強になっています。思いもしないポジションから意見をされる人、男性、女性のスタンスの違いが見える意見などの多様性が刺激となります。
読み返しも重要でして、読み落としていたり理解できていない件があることに気づきます。
これまで客観性を持っているほうだと思っていたのですが、良い悪い、好き嫌いで結論をつけてロジックで固める考え方をしがちだったことや先入観や偏見を持って人の意見を聞きがちだったことがわかりました。
仕事でもこの見方は役に立っています。問題の解決や要望への対応時に直接的に解消するだけでなく、それが発生するに至った要因を整理や関係者の意見調整で幅が出てきました。
これは続けたい習慣です。